岡崎別院境内散策「見返り美人」もあるけれど

昨晩のNHK、1300年前の「阿修羅像」。光明皇后の苦悩と阿修羅像の合掌の図の解析は面白かったです。

皇室のよりどころの本質は仏教であったことをあらためて・・・

日本の歴史の本質は明治維新によって捻じ曲げられた感も再認識。

 

また国会劇場、証人喚問に立った園長先生の方が役者が上のような・・・特にハナから彼を犯罪者扱いにしてアッキーの件(もらった―もらわない)から話をそらそうという意図が見えて違和感丸出し。新喜劇では「なかったことにすな!」の台詞が飛び出すところ。何か「見返りの一つや二つを期待してるのかな?」と連想させないワケがありません。

 

これで一件落着くらいの事をのたまわっていた方もいましたが、庶民感情からすればまったくその逆、

「何が何だかわからない謎と闇(というか「病み」の方か?)」を感じた方が多かったのでは・・・

 

午後一番で浜岡の叔母さんがタクシーで来訪。

昼食に誘われて「午後の部」は「観劇」できませんでしたが例によって「車酔い」について言い出しましたのでこちらも例によって「フリスク」を。

すると「これはどういうもの?」と。面倒なので「ヨイドーメ」なる薬であることを知らせました。勿論ニセ薬です。

帰り際に「調子はどう?」と聞けば「よく効いた」と。

前回の追認でしたが、そんなものですね。

すべてそんなもの・・・。

今回の爆笑は叔母さんのその効果への謝意でした。

 

ちなみにタクシー券は御前崎市特有の年配者特権です。

まぁ原発行政ということで・・・

叔母は年度末で余ったタクシー券を消化するためにやってきたのですが、池新田-相良間は通常3000円弱、チケットは1回に500円券を3枚の使用と限られていますので約1500円の持ち出しになります。

 

さて、昨日の岡崎別院。わかり難いですが慎重に行けば車を停めるスペースまであります。私が最初に伺った際は道路向いのコインパーキングでした。スーパーマーケットもありますからそちらで買い物ついででも良かったのですが・・・

境内に入って地団太を踏んだものでした。駐車場がありました。

 

ハッキリ言って地味ではありますが、御開祖の御縁のあるお寺として一度はお参りしたいものです。

由緒ある庭もあってちょっとした散策にはもってこいの場所です。

 

①「御池」とありますが、通称「鏡池」別名は「姿見の池」です。親鸞聖人は越後に流されて関東を経て京に戻ってこちらに草庵を構えたといいますが、越後流罪の途、こちらに立ち寄って自らの姿を見たといいます。

これは「現状わが身の様を顧みて」「心に焼き付ける」という大反省と今後の進み方について確認する機会ですね。

「見返り」とは振り返って「反省」することと「担保・保証・御褒美」の類の事を言う事がありますがこの姿を見ることは勿論前者のことですね。

 

庭の池に架る橋の名は経典からのもの。

善導さんの「二河の譬喩」からです。

「必度」の「度」は「渡」。