TV放映の凄さ?  京都下里家住宅  するがや祇園

天気図からいえば大陸からの高気圧がいよいよ出張ってきて

列島に居座っている秋雨前線を押し下げるようです。

これにより最近のムシムシとした不快な空気は一旦は一掃されるかもしれません。

しかし今回は一時的なもののようで数日後には台風が再び窺っているようですから、もうしばらくは我慢のしどころです。

 

当家坊守殿が息子に向かって「京都に行ったら『するがや』へ行って〇○を買って来て」という言葉を聞いていたのが数か月前。すると先般「まだ?」と彼に催促しているところを見ていました。

「京都」の「するがや」って何?・・・との疑問があったところ、先日京都に行く機会がありましたので、息子に「車で行ってやるからお前が運転しろ」と現地へ向かいました。

 

「するがや祇園下里」が正式な店舗の名称。

「豆平糖」といういかにも老舗を思わす看板の通り、その家屋は先日記したの杉本家住宅同様、文化財指定「下里家住宅」という二つの顔を持っていました。

 

「豆平糖」とはこちらの飴の中に豆が入っているという商品。他に「おおつつ」等、各関西系の人たちの土産としての定番となっているようです。

その「おおつつ」は大砲の意ですね。それを息子に指定していたとのこと。

 

こちらのお店は祇園の繁華街の裏道(場所はここ)になりますが細い道の一通道路で自転車、バイク、人混みの中を強引に突き進んでいかなくてはなりません。

余所者が車で入っていく場所ではありませんね。

 

店に入って驚きました。店主より3か月先まで予約でいっぱいということで品物はまったく無し。「申し訳ない」ということで味見として「豆平糖」を2粒いただきました。

 

こちらのお店はたびたびテレビで紹介されているということと、ネット通販での取り扱いがあるため、注文が増えて生産が追い付かなくなっているようです。

 

テレビは、どこかのチャンネルで報じると、他チャンネルに派生するという傾向がありますので、露出度が高くなれば注文も増えるでしょう。結果今の状況。凄いの一言です。

京都の手作りの御菓子としてお土産には「もってこい」なのですが・・・残念でした。いずれかの機会に。

お店の名で検索していただければ他の画像もアップされていますので・・・。