近所の人々へインタビュー 湊橋銘板盗難の件

ヒロシマに原爆が落とされて71回目の夏。

テレビからは広島平和記念公園からの画像が。朝から温度計はグングン上がってかなりの不快指数を予想できる中、たくさんの方たちが参列していました。

昨日は法事の用意でまかせっきりになっていましたが原爆投下時刻に合わせて檀家さんのボランティアの方によって梵鐘が7回衝かれました。相良でも他のお寺でも同様に鐘の音が聞こえたはずです。

寺たちは戦時中に鐘や金属製仏具の供出という憂き目にあっていますので全部の寺が鐘を保有しているとは限りませんが・・・。

 

さて、法事のお斉は、昨日画像アップした湊橋を渡ったところにある会場でしたので、まずはおかみさんに「銘板盗難の件」を聞くと「なに?」。まったく知らなかったよう。

そのあと続けて橋の近隣に住まう人をつかまえてはそれを聞いてみれば皆さん一様に「なに?」でした。

報道によれば牧之原市だけで15か所55枚の被害が判明しているようですが、正式な被害届(約300万円)が警察に出されていなかったのでした。

 

全体図を把握したかったためのことだったのでしょう。

しかしまずは市民に被害の存在を告知して、「夜間、橋の欄干に取付いている変な人」を見たら110番などと市民警らの雰囲気を盛り上げていただきたいものでした。ただでさえ資金難の自治体なのですから、簡単なボルトナットの装着ではなく、盗られない方策を検討するか、高価な金属製(ブロンズ)の銘板をやめるかですね。浜松あたりでもやたらくたらそれらを盗みまくっている輩がいたようです。

 

先般バイクを倉庫一杯に盗んでは溜め込んでいた菅山在住の人の話を聞きましたが最近その手の泥棒が出てきてとても嫌な感じです。

狭い町ですので何かしらしでかせばあっという間に噂が飛び交いますので町に「居られなくなる」パターンですね。

経緯としては拙寺檀家さんの保有する営業用のトラックをバイク積載利用のために盗んで、それを運転している際に逮捕されそこから「色々出てきた」というところです。

 

午後は植木いじり。

成長しすぎたハイビスカスの咲きが良くないため、鉢から出して根切りと剪定をし、土をサクサクする作業をしています。

また特に黄色系のハイビスカスへの思いが強くなり、今年は何本か増やそうと挿し木にしています。

この黄色の発色はいつ見ても感動しますね。なんでこんな色が自然に表現できるのだろうといつも感心しています。

 

「黄色」というと映画「レザボアドックス」で「オレはイエローはいやだ」という台詞を思い出します。

コレは強盗グループが互いに本名を呼び合うことはできませんので「色の名」で呼び合うとうことですがこれは「サブウェイパニック」でもあったように思いますし、最近では戦闘シーンの無線で傍受されるおそれがあるために方角を予め決めた色の名で告げるなどアメリカでは簡略化した暗号としてよく使われるようです。

 

「イエローはいやだ」とはどうでもイイような仮の標識であるにもかかわらずボスから指定されたその「イエロー」にかなりムキになって拒絶するシーンですが、その「黄色」にはアメリカ人特有の感覚、「弱虫」のイメージがあるようです。

また別に「黄色人種」という差別用語でもありますね。

まぁそれはアメリカン「やくざ」の映画の中のやり取りですがそもそも「黄色」には「平和」のイメージがありますし、あの明るさは見ている人を元気にしてくれます。

弱虫でかまいません。平和な世の中を望みます。

 

挿し木を増やせば冬の管理が地獄になりますが、このほどこの黄色をほめてくださった檀家さんがあのトラックを盗まれた家の御婆さん。「欲しいからよろしく」と言ってくれたことに気を良くして励んでいます。

 

①②は盗難にあっていない方の大江側のプレート。プレートの奥は下流、河口方向になります。昨日の画像は山の方向、川上でした。

丹精込めて作ったものをいとも簡単に金属として売り捌かれたら頭にきますね。