修学旅行生に参拝案内 6/10まで  京都東本願寺

昨日、早々に当地東海地方は梅雨入りとあいなりました。平年より4日早いとのこと。

長期に渡ってこれからうっとおしい季節が始まりますが、予報では「雨が少ない」可能性もあるとのこと。私にとってはカラ梅雨であればありがたいことです。

というのも梅雨入り前の数日間の晴れに思うように外仕事ができていないためです。よって境内ボサボサの放ったらかし。

見苦しさこのうえありません。

 

これは家の中のメンテが多かったせいもあります。

特に庫裏のふすま、玄関ドアの隙間や引っかかりの調整が厄介です。例の駿河湾沖の地震がそのガタの理由だと思いますが、日々家が傾いていくような気がしてなりません。次はとどめを刺されることでしょう。

 

熊本の惨状を見て、住む家を失うということ、倒壊したこれまで住んでいた家を目前にして思うことはやはり「絶望」としか考えられません。そんな中みなさん、何とか心を一つに復興を目指している様子を窺い敬服させていただいていますが、あの状況を私に置き換えてみれば、特に私は寺の損傷した様子を見て、それはやはり「絶望」以外の何物でもないことを感じます。

いやそれ以外考えられません。

それは小心者の私にはどうにも立ち直れない現実です。

とはいえそれを引きずっても詮無いこと。とにかく熊本の皆さん、その絶望から少しずつでも回復へ向かっていければそれも奇跡であり歓喜すべきことです。覚悟を決めて気張って歩むのみですね。

 

先般、本山にお参りした際に気づきましたが、各所で本山のスタッフが学生数名を引き連れて諸殿を案内する場面に出くわしました。道理で参拝案内所のスタッフが出払っているのかがわかりました。

この企画は他のお寺さんではやっていないことでしょう。

真宗らしさも感じ誇らしく嬉しくなってしまいました。

 

「しんらん交流館」からのメッセージ 

転記させていただきました。

「真宗本廟(東本願寺)では、6月10日(金)までの平日8時半~15時45分まで、境内南側に「修学旅行生参拝案内所」を設置し、東本願寺を訪れる修学旅行生に参拝案内を行っております。5月9日の開設から今日までに1383名の修学旅行生を案内させていただきました。現在、京都を訪れる修学旅行生は4~5人の班別行動が中心です。この案内所では、境内を訪れる修学旅行生のグループに声を掛け、班の一人一人に真宗大谷派僧侶が語りかけながら、仏法や親鸞さんのお話をしています。

また、カルト問題の啓発リーフレットを配布したり、青少幼年センターが取り組むメール相談窓口をPRする「こころの救急カード」を配布しています。

今日は、メール相談を担当する”サガエさん”こと佐賀枝夏文さんが、参拝案内所で「このカードを大切に持っておいて、悩みがあったら思い出して、メールしてください」と直接「こころの救急カード」をPRしました。

暑さの増す京都ですが、京都に修学旅行にお越しの際は、ぜひ真宗本廟(東本願寺)にご参拝ください。」

 

修学旅行生参拝案内所は境内南側・阿弥陀堂門入った左手です。

 

①御影堂。②③は参拝接待所奥ギャラリー地下、視聴覚ホール入口の様子。④しんらん交流館1階から。東本願寺の北側の門が見えます。気軽に入館できます。⑤⑥は「しんらん交流館」より。