失礼ながら「こちらも浜松?」と思わせるような山間の緑に囲まれた村落が浜松市北区引佐町の渋川です。
ブログでも何度か記しています。最後は駐在所近くの井伊家の墓でした。
井伊家の傍流が当地に分家したのか、本家がこちらに移って、後世井伊谷と呼ばれる地にあった分家が繁栄したのかは明らかではありませんが一般には渋川井伊が「分家」で通っています。
井伊谷同様に国境の町であり、西は三河に接していますが、北の山を二つ三つ超えれば信州の匂いがするような地です。よって井伊一統としては北からの備えとしてのベースにあったのでしょう。
1年で一番すごしやすく心地いいという季節といえば空気がうまくてさわやかな晴れ間の続く五月でしょうね。大抵の人の意見がそれでしょう。
その五月の主役となる花がサツキやツツジですね。
この地の一番の観光イベントが「渋川つつじまつり」。
ということでちょうど時期的に一番の賑やかな季節に突入です。
私はツツジへの入れ込みはそうありませんので未だその時節に顔を出したことがありませんが、相良あたりの人に聞けばかなりの確率で「行ったことあるよ」と返ってくるほどまずまず遠州では有名なイベントのよう。
イベントというかその「シブカワツツジ」という品種(県指定天然記念物)の珍しさが人を呼ぶのかと思います。
先般高天神城まつりの植木市で見かけたその株は値段も5000円
以上と少々高めでした。
私はその際3000円超えのミツバツツジの方を買って帰りましたが・・・。ちなみにそれは来春への期待ですが、ようやく枯れ木の様の枝に緑色の新芽をふき出したところです。
さて本日は「こどもの日」。ずっと子供の数が減っているというニュースばかりで、寂しいばかりですが、少なからずこれは国民が思う子育てをしやすい社会とは言えないという表れなのでしょう。
ここ相良あたりの子供を持つ親というか大抵はおじいちゃんとおばあちゃんが孫のために力を入れて「何とかしたい」と思っているのが画像、大井川鉄道「トーマス」の乗車券。
どういう仕組みになっているか私にはわかりませんがチケットは「抽選」だというのでなかなか乗ることができないのでしょうね。
祖父母の株をあげるため、何とか伝手など利用してその貴重な乗車券をゲットしようと動いているという話もよく耳にします。
私にはもう縁のない話です。将来はわかりませんが・・・。
画像は昨日に引き続き拙寺檀家さんからの提供。
連結の図は結構珍しいといいます。
最後の画像が拙寺のミツバツツジの新芽。3本目です。
渋川つつじの画像はナシで恐縮。
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