浜松 いなさ 肝煎りの井伊谷城を見てみる

大河決定後の観光客誘致の動きはまだぼちぼちの様。

龍潭寺には「一銭もはいらない」とどちらからか耳に入っていますが今のところ「いなさ」で目立つはあの赤い旗差ばかり。

旗差だけでもそこいら中作って立てまくれば結構予算かかりそうですね。

 

井伊谷城の整備という課題もあるようですが、では前回からどう変わったのか・・・といえば、「旗が立っていた」それだけです。

駐車場も麓の図書館等公共施設のものがありますし、案内板や掲示板などを増設することくらいかもしれません。敢えて言えば人に来てもらうに一番整えなくてはならないものといえば、トイレでしょう。

この件、惚けていればそれでどうってことはないように思いますが、女性客は特にその施設が無いと安心して来ようという気にはなりませんね。

それもキレイで美しく、しっかり管理されたものでなくてはなりません。

先般山岳プロの女性が滑落死したというニュースがありましたが、事故は用足しのためにコースを外れたことによるといいます。男性はテキトーに考えますが、女性はそういうワケにいかないのです。「場所を探す」という手間が要るのです。

何事も女性の視点から考えるがベストでしょう。

ましてクライマーではないですし。

 

 

概してこの手の城址にどちらもそこのところはイイ加減ですね。その点、高天神城は「搦め手」も「大手」も駐車場設置トイレ付きでした。井戸曲輪手前には化け物の出そうなトイレがありますが、そもそもその手のトイレがお飾り程度に設置されている場合が多いよう。

ちなみに井伊谷城にはありません。

 

このお城は井伊谷街区にあって、地区の犬のお散歩公園程度の気楽な城址。住民の憩いの場にもなっているようです。

龍潭寺からもさほど遠く無く「井伊谷城」と名前も名前だけに観光スポットとしての候補として本命クラスでしょう。

上記どう対応するのでしょうかねぇ。

図書館に誘導するのならその旨掲示が必要ですし、休館日もありましょう。

 

余計な事を記しますが、女の人が来ない、来れない場所はやはり「男」も来ませんね。そんなものです。

そんな場所は「イヤだ」と言われるに決まっています。

 

井伊谷城の街道側の麓には宗良親王関係由縁の二宮神社と足切観音がありますが、その案内も不親切。

城址中腹の分岐に1本立てられていますが、そちら側から下山した方で不案内の者には親切ではありません。

まさか駐車場に戻るために城の中腹まで戻るワケにも行きませんので図書館前の駐車場方向に行けるのか行けないのかハッキリとした誘導が必要です。

上記画像は城址裏側二宮神社・足切観音側に下りた北側の風景。

 

一番上の画像の3段目⑨⑩は井伊谷城から三方ケ原方面。

⑨は龍潭寺付近のこんもりした森が見えます。

⑩黄色い矢印の切通しの奥が「金指の関所」方向。

⑪がその切通しから見た井伊谷城(左の山)。右の3トップに見える山が三岳城。