古相良城 武田水軍 相良氏城館址推定地の一つ

地元相良の城といえば、田沼時代の三層天守が実在した今の牧之原市役所(相良支所)脇の資料館付近(本丸)を中心として、東は相良川(現萩間川)を外堀に西側は今の相良小学校(二の丸)、相良高校(三の丸)、北は大沢、天の川の湿地帯から萩間川までの広大な縄張りを有していたエリアをまず想像しますが、それはあくまでも田沼城のこと。

 

家康が鷹狩の陣屋として設営した場所はだいたい今の本丸付近ということでいいかも知れませんが、それ以前の武田時代の城、砦あるいは上記2つの時代の中間に相良に配された「藩主」の館の位置は違っています。

勝頼が高天神の兵糧基地として築いた相良城は私は勝手に「陣台山」だろうと推測していますが、それ以前の鎌倉期、「相良」発祥の相良氏の城館の位置についても各説があります。

 

以前記した萩間川左岸の相良中学野球グラウンド付近が定説ですが、「もしかしてこちらかも」と昔から言われている場所があります。

 

なるほど後講釈してみるとなかなかあり得る立地ですし、武田時代の海賊基地としても十分に考えられる場所でもあります(航空図黄★)。

 

こちらは陣台山(航空図赤★)に武田時代の砦があったとして・・・そちらからの烽火台からの報せによる行動は迅速であることは勿論、徒歩でも5分とかからない場所です。

萩間川河口内、150号線にかかる橋から僅か200m程度、河川の増水からも海からの潮や潮の干満にも難儀しない場所になります(萩間川左岸 場所はここ)。川から北方に、両岸に石積みがなされていて、二俣に分かれたその奥が「大江地区広場」になっています。あくまでも推測ですが特にこちらに水軍基地があったとするに、まったく合点がいく場所でもあります。

 

最後の画像が牧之原市のサイト。

「牧之原市平和学習展」の紹介(こちら)。

牧之原コミュニティセンター(牧之原市布引原256-4)にて

8/8(土)~8/15(土)まで 入場無料

 

そして8月19日18時30分から当山で行われるイベント

市制施行10周年記念事業「紙芝居」 

『福島県浪江町請戸小学校物語~大平山をこえて~』

について紹介されています(こちら)。

 

8月15日(土)の当山8月の法要へのご参加について

14:00  法要後 御前崎病院の鮫島庸一先生の講演があります。

14:30~15:10 認知症と運動能力に関する講演

15:15~16:00 介護施設老健はまおかの理学療法士

        西下卓美氏による 「運動能力の維持」

        のすすめ。 

        

        ※タオルを1本ご持参ください