久々イイお天気  ただし風強く 黄砂  牧之原茶

これも一種のストーカーですね。

最近毎日のようにニュースアップされる寺院仏閣を狙った嫌がらせのことです。

当初は京都奈良など日本を代表する超メジャーな建築物への「攻撃」限定かと思いましたが下手人は相当の寺好き?、全国各地のそれらへと波及していますね。

 

それにしても精力的な寺参りで頭が下がります。

私も「彼?」と同様、寺参りの方は嫌いではありませんが、まったくその「信心」にはかないませんね。

普通は朱印やハンコを帳面にペタペタ押してそのお参りを記念するのですが、この件は自らが持参した油状の液体を逆に「しるしづけ」。新手の迷惑行為で、現場を早く押さえたいと当局はきっと焦っていることでしょう。

 

昔からその行為によって相手が「あたふた」と動揺する姿を見てこっそりと「ニヤっ」とする「愉快犯」はいるものですから承知していましたが、とても陰湿ですね。

私なども「イタズラ小僧」と言われた身。人が困る姿を見て悦に入ることの楽しみはわからないでもありませんが、あの行為は取り返しがつかない行為で、殆ど修復不能。イタズラの度を越しています。しみったれのたイタズラ愉快犯の遺した「油染み」にはお手上げです。

 

罰則刑といえば「文化財保護法」。刑法の「器物損壊罪は3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料」が「5年以下の懲役」とたった2年増えるのみ。それでは「民事」でという意見もありましょうが、その手の御仁の始末は「原資なしで破産宣告」というのが常道で、やられた方はまったく泣き寝入りですね。いずれは御用になるとは思いますが・・・。

お寺巡りという趣味が同じということで、どこか気持ちが通じているところがあるのかも知れません。

 

昨日は福井・新潟に現われたといいますが、すると・・・私が犯人だったら次は善光寺あたりかな?

それとも裏をかいてお城・・・松本城犬山城・・・に狙いを変えるのか。

おそらく機敏に動いているような感じですから車で回っているのかも知れません。そうなると全国道路上は勿論、駐車場カメラには「ナンバープレート認識装置」というのが付いていますので、当局がデータを解析していけば絞り込みは意外に容易いかも知れません。あとは現場を確認するだけですね。

 

「監視カメラ」。おかしな世の中には必須なのかも知れません。

 

強烈な悪天候続きの4月、久し振りに晴れた昨日、牧之原台地へ。

お茶の新芽は鮮やかで新茶の声もちらほら。

地元の人は新茶の走りは「季節のイベント」としての捉えはあるもののまだまだ、手は出しません。それは香りはイイものの味は今一、何より希少価値でバカ高ですから。

当山被覆茶深蒸し「無量寿」が出るのは5月も10日過ぎ頃でしょうか。

 

風が強く、大陸からの黄色い砂が襲来している様子。

カラッと晴れてもらいたいものでした。

①牧之原台地、相良金谷線バイパスを空港とは逆の西に進路を変えたところ。前方に粟ケ岳が見えます。

右側のタンクの脇が東海道石畳みの諏訪原城脇に上ったところ。②③④です。

④の句碑は既出だったと思いますが「茶の畑」の句。バックがそのタンクになります。

⑤は昨日の諏訪原城、茶畑の中の「今福浄閑」墓碑。