「春は名のみの風の寒さや」 冷たいビル風 千日

昨日の法要も朝から本堂は少々冷えましたね。

私の方は1、2月の本堂の極寒を知っていますので、「この程度なら許容範囲?」とは思ってはいましたが、参集者のリクエストにより先の春の法要前に片付けたストーブを再び出すことになりました。

 

それにしても寒い日が続きます。次男は風邪により学校を一日休んだとのことですが、隣室の同僚が生姜湯を差し入れてくれたそう。うれしい話ではありました。

これが「同じ釜の飯」というヤツで自分には無かった友達との交流ですね。

風邪の罹患は先日、女子寮との合同花見会に出ると言っていましたのでまんざら部屋の寒さよりも、外でお調子ついた咎が来たのでしょう。

 

大阪ツアーの最終集合地は千日前。これは前回の大阪の集合地と同じです。地元の人に聞けば誰でも知っている地名で4車線で大型車も比較的停めやすい場所です。

今回の「大阪」では①天王寺公園、あべのハルカス②千日前③大坂城公園の3か所でバラバラにお好きな場所に降りていただいたのですが、最終集合場所としてはいつもの通り、「千日前」としたのでした。

 

バラバラになった乗客を再び全員集合させるテクは現代のハイテク連絡グッズ「携帯電話」の存在は大きいものがありますが、やはり最終手段「いざとなったらタクシー」というルールさえ守れば何ともないのです。

合言葉は「千日前ビックカメラ」(場所はここ)。皆さんにメモしていただきました。

合言葉を忘れた人で私に携帯を入れてタクシーの運転手に代わってもらい、それを伝えたということもありました。

集合15分前にあべのハルカスに居たグループもタクシーで駆けつけていました。

「降車場で再乗車」が一番無難で、なんば花月でお笑いを楽しんだ方もいらっしゃいました。

 

大阪へ行ったら、ひょっとすると我ら御先祖様が触れ合ったに違いない「なにわのひと」を思い「気軽に道を聞き、大阪人気質を味わおう」などとも紹介しておりましたが、やはりその「体験談」を挙げてもらうと一同「懇切丁寧、さすが大阪」と仰っておりました。

 

余談ですが今の大坂城、入場に30分待ちだったとのこと。

そこに限らずあの「爆買い」で有名お国の方々の大挙する姿はどこもかしこも半端なく、私たちと大阪の観光客としての立場は同様ながら、彼らが大声でちょっとばかり変わった振舞をするのは目立っていました。うまく商売する人にとって彼らの存在は大きいということがつくづく感じられました。


そういう姿を嫌というほど見せつけられていた皆さんたちから私の事前にお願いしていた「千日前の記念撮影」につき、異口同音に「NO!!」を突きつけられてしまいました。

 

「旅の恥はかき捨て」と強く促しましたが、皆さんのプライドの強さに負けました。あの一種違和感ある観光客と間違えられることに心が引いてしまうとのこと。

私などいつもどこかしらの国の人と間違えられていますので何とも思いませんが・・・結構皆さんシャイでした。

集合写真は大津SAで琵琶湖と比叡をバックに撮影することができました。

 

表記は「早春賦」から。さすがに「もう4月中旬ですよ・・・」とご指摘を受けそうですが、それほど寒気を感じる昨今です。

八重の桜にさつきまでも咲きだしたというのに・・・。