二日連続無風の遠州  温い御日和  姥懐の如し

昨夕になって「ほおっ・・・」と少し安堵というか期待したくなるようなニュースがありました。

気象庁が発表した「エルニーニョ現象」が今年の夏に発生していた(かも知れない)という件です。確定は来年ですが・・・

 

そのペルー沖という日本の裏側海の現象(平均気温が0.5℃以上高い状況が長時間続く)がどのようなメカニズムで日本の気候に関わっていくものかはまったく理解不能ですが、とにかく「エルニーニョ」現象といえば世界各地の気象変動のスイッチになるということでは知られているところです。

 

そこでペルーの海の「プチ異常気象」によって日本のこの冬にもたらす傾向を気象庁が占う、というか予想をすれば「暖冬になるかも・・・」とのこと。

もっとも東日本以西ということですから東北北海道は期待できません。今のところ先日の寒波によって冬の天気の恐ろしさをまざまざと知らされたわけですが、こちら静岡といえば「寒い 寒い」と言いながらもこのところ案外温かい安定した日が続いています。姥懐(うば が ふところ)の如しでしょうか、温い(ぬくい)という感覚でした。

 

ローカルニュースではそこかしこで干し芋の話題を報じて盛り上がり季節はいよいよ真冬への突入、吹きすさぶからっ風への覚悟を一旦はしたものの拍子抜けの如くの「心地良き日」が続きました。

 

ということで本堂隙間風防止のDIY工事を要所のみですが完了しました。先に記しましたように、あくまでも見た目です。

「エルニーニョの0.5℃」くらいは体感温度が変わるかも知れませんが・・・。

本堂はただでさえ寒くて辛いはず、その忍従の中、戸の隙間が露骨に目に入ればだれもが心を挫かれるでしょう。

私の希望としてはやはり「暖冬」と「夏らしい夏」ですね。

 

①②地震が来るたびに柱と障子の隙間が開いていきました。

③角材を柱に装着して対応しました。