大東図書館への展示替え 高天神・・・展

先日うかがった袋井浅羽支所歴史文化館の特別展は掛川市版があります。

掛川といっても高天神城のまさにお膝元の大東図書館に場所を移して開催される「馬伏塚城と高天神城展」です。

12月6日(土)から12月21日(日)の予定です。

12月7日(日)には午後1時30分から2時30分まで職員による展示品の説明があるとのこと。ただの「説明会」ではなく「特別説明会」とありました。今回の展示会に併せて揃えたものの解説があるのでしょう。

新しい出会い(発見)があるに決まっていますが私のスケジュールは微妙です。気持ちは「行きたい!!」ですが。


ちなみに「通常展示物説明会」となると12月21日(日)の最終日の午前10時から11時までが予定となっています。

今回の特別展の目玉は滋賀県立大学の中井教授の講演会ですね。タイトルは「高天神城と馬伏塚城の構造を読む」になっています。

定員があって50名。

申し込みは12月10日(月)から社会教育課(0537-21-1158)にて。


と き:12月14日(日)午後1時30分から3時30分まで

ところ:大東図書館 2階会議室

講 師:中井 均 先生(滋賀県立大学教授)


大東図書館の位置は「高天神まで舟が入ったかも」ということを信じれば当時の入江は今の図書館辺りにまであったかと。その描写はどの辺りかはわかりませんが、この地付近でしたら十分に考えられる場所です。

横須賀城撰要寺の「姥懐」(うばがふところ)でも紹介した通り、かなり遠州灘の海辺は今でいう内陸に入り込んでいました(隆起の歴史)。

位置的にもその横須賀城の「姥懐」⑤画像赤★印と呼ばれる地と同じような位置となります。青△が高天神城址です。


①②③は会場でいただいた冊子です。

ハッキリいってお金がかかっている代物で、ペラ紙ではありません。内容も付近寺院所有のお目に掛かれない古文書等の紹介があり、うれしいいただきものでした。

大東図書館でも同様に配布されるかも知れませんので、興味のある方はどうぞ。

ただし公共機関を乗り継いで行くには少々辛い行脚になりそうです。できれば車がいいですね。大きな駐車場もありますし、常設展示物も図書館としての施設も充実しています。

高天神関係の書物もやはり多いですね。