大河不採用 駿府のがっかり感 坤櫓100円

未練たらしく、相変わらず記しますが、大河ドラマでの家康採用はちょっとした静岡人の夢でしたね。

「夢破れて大河なし」?という感じでしょうか。

駿府・三河の家康に縁のある都市は徳川家康公顕彰四百年記念事業(没後400年)として2015年を「家康」で盛り上げようと各方面に渡って活動していました。

大河ドラマへの期待は大きく「殆どコレしかないでしょ」とのコンセンサスで一番傾注されていたところで、結果外された分、ガッカリ感満点です。

 

 戦国ファンの私もその「腹いせ」ではありませんが、次回分は「見てやんない」という気持ちですね。

まぁ幕末明治の無名人へスポットを当てるという趣旨も不明(新会長が恣意的に?)ですし自分的にも興味「まったくナシ」ですから。

余計なお世話ですが視聴率の維持、できるのでしょうか。

 

 新聞紙上にもありましたが、総務省公表の2013年人口移動報告で、静岡県は転出者が転入者を上回る転出超過が6892人と全国ベスト2だったとのこと(トップは北海道)。

 

 「やはりな」というところですが、静岡県はそんな寂しいニュースばかりの地に落ち込んでしまったようですね。

人気が無いよりあった方がイイですし、人が居なくなるということは寂しいことです。

 

 ちなみに政令市という大都市がありますが全国で4市に転出超過があり、その中に静岡市(775人)浜松市(411人)という静岡の2大都市が含まれていました。両市とも家康に大いに関係ある場所でしたね。

 

 この地に暮らしさえすれば健康で長寿が期待できるというのに・・・「原発と津波」がボディブローのように効いてきているようです。

 東京圏となると転入超過が96524人と。いやはや「どうにでもなってください」のレベルかな。

 

  さて、駿府城では今年の春、直近期待の目玉、坤櫓(ひつじさる)櫓が復活完成しました。「坤」とは方角のことで「南西」方向。北東(艮=うしとら)=鬼門とを結ぶ「裏鬼門」で、陰陽道ベースの建築物においては重要な忌避方向となります。

 

 私も先日100円玉を握りしめてそちらへ。

「坤櫓」は駿府城の二ノ丸の隅櫓、1階2階は7間×7間、3階は5間×5間(1間=1.97m)の広さがあります。

利用目的は殆ど「武器庫」の様。

 

 画像⑦は櫓から本丸方向。赤丸が天守のあった辺り。

⑥は施設内ビデオより。詳細はこちら