自分の指針 血圧競争は 現状 私の勝ちか?

「血圧」について健康のバロメーターとして語られるようになって久しいものがありますが、案外皆さん無頓着のよう。

殊に前住の病因もそうですがその死への引き金が血管系のものである病は案外多いと思います。

 

 「健康で長生き」という最大テーマの第一は・・・これをテーマにして生きなくてはあとあと家族に酷く困惑を招くということ、そして何より自身が辛いでしょう・・・やはり血管、「血圧のコントロール」は不可欠となりますね。

 

 なるほど、そのケアだけで健康寿命を延ばすことは難しいかもしれませんし、まだまだ癌などの強敵もあります。

そしてそのケアが実際に功を奏するものかも実際にはわかりません。

しかし、ここは統計を信じて只管血管を労わってみようではありませんか。

 

 ちなみに「収縮期血圧」(「上」の値)120未満の人から見て180程度の人は循環器の疾病で死亡するリスクは18倍。

120~139であっても3倍にも上昇するそう。

 

 御存知の如く、血圧コントロールは生活習慣のコントロールといわれているように、羅列すれば

①減塩食②野菜・魚食③肥満④運動⑤禁酒⑥禁煙です。

 

 前住は⑤と⑥はOKでしたが①②に関しては無頓着でした。

私も父親譲りでその傾向にありますので、注意点はやはり①②ですね。

そういうことで我が家は当に減塩しょうゆに変更し、味付けも「味気無し」ぎみ。父親は私たち家族が相良に入った時にその味付けを「冗談じゃない」と言って家内の作る食卓を敬遠し、外食と近くの弁当屋の比重を高めていきました。

結果としてはやはり失敗でしたね。

 

 私は元々野菜嫌いですので「味覚」にこだわりません。

ドレッシングやソースは不要で、薬と思って野菜は口の中に放り込んでお茶で流し込んでいます。

 

 さて、「奥の墓道」とも最近は血圧について話題になることが多いです。彼の場合は高校を卒業してスグ喫煙を始め、また知らぬ間に「晩酌」までするようになっていました。

血圧も数年前から高めで推移し血圧降圧剤を利しての130程度とのこと。今のところは私の数値に軍配。先の事はどう転ぶかはわかりませんが・・・。

 

 そんな中、彼は相変わらず喫煙を続けていて、私は会うたびに「止めろ」と言っていますがまったく「われ関せず」、親切な助言にもかかわらずどうにも聞こうとしませんね。

彼を助手席に載せて密室状態にいれば彼の肺から出た息が私のニコチン中毒(頭痛と吐き気)を惹起することはこれまで何度かあったことですので、その件のこともあります。副流煙は証明さえできれば「傷害罪」になるかも知れません。

 

 タバコが「百害あって一利なし」と云われていますが、タバコ常習性の魔力に掛かるとその親切な言葉があたかも嫌味に聞こえるようで、一同「わかってる」と吐き捨てるように言って話題を逸らします。

さぞ「耳が痛い」のでしょうね。「わかっている」ならばさっさと止めればと思うのですがなかなか難しい様。

 

 はっきり言って「タバコをこよなく愛し・・・」などの言葉は既に死語、私は棺の中に入れられたタバコのケースを拝見するたびに、「コレが止められていたらもしかすると・・・」と思ったりしています。

 

 とにかく自分を試してください。

ご自身の意思でタバコの呪縛から解放できるのだというその力を。

 

 画像③は最近の私の血圧。

安価な血圧計でそうアテにはなりませんがだいたいこのような数字を通常の値としています。

どういう病気になってどう死ぬか、木から落ちるのか、海で死ぬのか、交通事故なのか、それはまったくどうにもわかりません。 

 しかし、今私が自分にできることはこの血圧のコントロールくらいのもの。

 

 歳の割に血圧が低いですがこれは元々です。

高校時代は「血圧が低いのに持久走が早い=オカシイ」と云われましたが、血圧の高低と持久走はあまり関係が無いかも知れません。

 私もできたら「健康寿命」を意識させていただきたいと思っています。