澤田翰さんの名は相良本通り､特に新町周辺で知らない人は無いくらいの人でした。
昭和が終わってすぐ平成になるとその年の七月に五十四歳で亡くなりました。
澤田さんの歴史への知識と絵心については､後から相良に「移住」した私の耳にも(故人の話として)入ってきて､今健在であればさぞかし私と話があったことだろうと云われたものです。
当澤田家は大澤寺開祖今井権七(郎)と遠州に下向した五家の一でかつて近江同郷の一統。相良では菅ケ谷(菅山)に「一處」を得て約400年。分家としてあった澤田翰家はその数代前に現在の相良本通りにやってきました。
現在は息子さんが学習塾として優秀な子供たちを育てています。
菅山の相良油田の里の資料館には布施家から借用された例の借用書原本の近くに澤田さんの描いた絵が掲げられていますが､布施石油の現御当主から「もっとあるよ!」とまとめて提供いただきました。
こちらのサイトに記させていただきました。
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