もう獲れた?この季節らしい旬の頂きもの

昨日のイカとは違い、将に「今が旬の駿河湾産」といえばコレ以外ないでしょう。

この桜えびも深海に生息しますが大量発生は無く希少の品。

 6月~9月の繁殖期に合わせた禁漁期間があけ、先だって、大井川漁港で獲れたものを早速に頂戴いたしました。

何という贅沢な赤、そして美味でしょうか。

 鮮度のいいその赤は勿論そのままで口に放り込みます。

ほんのり甘い感食とあのヒゲのもじゃもじゃ感も「一緒くた」ではありますが、あの独特の感覚が桜えび。

 その最初の儀式が終われば適宜各料理に添えられることになるべく冷凍室に納まりました。

 

 コレが正真正銘の桜えびではありますが、乾物屋さん等に出回っている安価なものは「嘘もの」が多いようですね。

これは桜えびに似た別種だそうです。このようにこちらを生のまま食べられるのはほとんどこの地区に住む人のみに与えられた特権でした。

 

 捕獲できる漁協も漁船も許可限定されています。

漁期は年2シーズン。由比漁協(サイト)と大井川漁協のみによる漁が4月~6月、10月~12月に行われますが、私が相良に本格定住する以前は由比漁港付近に点在する桜えび料理の店にてかき揚げ定職を食べるくらいでした。

寺に入った途端、「こんな贅沢を味わえる身分になったのか」と何とも申し訳ない気持ちにもなります。

そんなこんなで私が寺に入って10㎏以上太ったというワケで、こうなるとちょっとやそっとの山歩きではどうにもこうにもなりません。

何れ脳卒中・心筋梗塞予備軍に編入されるのではないかと戦々恐々。その前に何とかしたいものです、この習慣。