獲れないものが獲れるのは不気味

本日のお斉で相良の海でアオリイカ大漁の話を聞きました。

かといって街の魚屋さんに出回ることは無くて私どもの食卓にあがるということはありえない代物です。

高級食材として料亭に廻ることが常だそうです。

 

 アオリイカといえば5月頃から夏にかけてがシーズンでそういえば我らが遊ぶ地頭方の漁港の岸壁にはそれを目当てにやってきた釣り人たちがへばりついていましたね。

夜間早朝がそれら主な時間帯の様ですが、真夏の昼間に竿を立てて、地元の中学生の飛び込み遊びにムキになって怒り狂う釣り人と彼らが泊まり込みで出したゴミの散乱には毎度閉口させられました。

 

そのアオリイカ、凄い勢いで「あがっている」とのこと。

昨年は須々木で大量にワカメがあがって海岸が真っ黒になったそうです。

私も大量の御裾分けを頂きましたが、普段は海岸に打ち上げられる海産物を「獲った、盗った、拾った」で漁業権者と一般人の間で一悶着ありうるところなのですが、そのようなことがおこらないくらいの無尽蔵を思わせるほどのワカメが漂着したそうです。その件を知った人は一家総出で腰まで海に浸かってクタクタになって家に運び、もう御裾分けする場所が無いくらい存分に獲ったとのことでした。

 

アオリイカはこの時期深海に帰っている頃だそうです。

深い海にいるハズの連中が浅い海にやってくるのは「何かある」との連想がこの巷ではしきり。

どこかで「リュウグウノツカイ」という深海魚が続けざまにあがっているそうですし、小田原港では相変わらず「マンボウ」が浮き上がってきているとのこと。

 

みなさん変な事が起こると(特に海系)「天変地異」の予兆現象であると言いだしているようですが、私はそこのところ、そうであったとしても「どうしょうも無い」ということで、笑って聞き流す他はありません。

ただの偶然であって欲しいものですね。

 

画像はお好みの地頭方の海。

そして私はイカよりつい甘いもの。

「甘いものは体に悪い」(by・・・シュワちゃん)ことはわかっていますが喉を潤すためにどうしても手が出てしまいます。

土方の高天神城近くの中島屋の最中、「高天神最中」です。

パッケージに描かれた天守は相当昔に地元の有志によって建てられたものですが今は焼失してそのベースだけ本曲輪脇に残っています。

写真が中島屋さんに残っています。またそのミニチュア版が城東中学校(場所はここ)の門の脇に建っています。

私としては無い方がイイに決まっています。