おまけに宣伝  勝間田城現説

当山報恩講の小和田先生の講義の本題は「勝間田城と滝堺城」という牧之原市の古城と、地元の戦国史について語っていただくことになっておりますが、実は現在牧之原市としては勝間田城にスポットライトをあてつつあります。

 予算的工面が付かなくなったのか一時発掘調査は頓挫していましたが、最近の戦国ブームから再度俄かに脚光をあびてきています。

 

 片浜海岸の目前段丘上の滝堺城は茶畑の開墾で大きく地形が変えられているそうで、もはや「何か出てくるかも」という点では大分期待度が低くなっているそうです。

金谷の諏訪原城の場合は大きな開墾を伴わずにむしろ茶畑が遺構を護ったという効果がありました。

 今の所、牧之原市ではこちらの勝間田城に力を入れようとしています。横地城が国の指定になっていますので何としてもそのお墨付きをもらいたいというのも本音ですね。

それにはしっかりした学術調査が不可欠です。

 

 勝間田氏もお隣菊川の横地氏も同族で南北朝時代に大井川が形成した舌状台地上に城館を設けた国人領主です。

双方とも今川義忠時代に当地から駆逐されて離散してしまいましたがそれらの名は各地に点在していますね。

 

特に勝間田氏の場合、勝間田・勝田・勝俣・勝又の姓で私の生まれた小田原や箱根、御殿場に多く見ることができました。

 

というわけで牧之原市教育委員会関係部署では

「勝間田城跡現地見学会」を催すそうで参加者を募集しています。

日時       平成25年11月17日(日) 午後2時~(雨天決行)

集合場所  勝間田城跡駐車場

講師        水野 茂氏(静岡県古城研究会会長)

        松下 善和(牧之原市教育委員会学芸員)

内容        勝間田城跡の構造・発掘調査結果  1時間程度

参加費     無料

主催        静岡県古城研究会

        問い合わせ先 

     牧之原市教育委員会 相良文化財調査事務所

     松下善和 0548-53-0120

 

場所等詳細は牧之原市観光協会HP

 

私も絶対に行きたい企画ですが、当日は法務があって、そちらの方を「ちゃちゃっ」と終わるわけにもいかず何とも悔しい限りです。

たまたま法要は午前遅くの開式になってしまいましたので難しいところですが遅刻してでも行ってみたいですね。

 

画像は相当冷えて小雨が降る境内に意気軒昂に咲くハイビスカスとブーゲン。「黄色」は冬を越すのが難しい種です。

毎度外に作るインチキ温室では枯れますので完全に室内退避で温存してやる必要があります。

 

 

           

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    Theola Bower (木曜日, 02 2月 2017 23:17)


    I used to be recommended this blog by way of my cousin. I am no longer sure whether or not this post is written by way of him as no one else recognise such special approximately my trouble. You are amazing! Thank you!

  • #2

    今井一光 (月曜日, 11 3月 2019 14:12)

    ありがとうございました。