台風一過 敬老の日あけ トライミズナラ

変な台風でしたね。北上しつつ勢力をあげて、あの直撃コースを見れば誰が考えても当地は殊に酷いことになるだろうと予想したことでしょう。

当山本堂も厳重に雨戸を閉めて植木鉢や飛んでいきそうなものを早々に片付けて何とかやり過ごすべく庫裏にて待機しておりましたが、報道される惨状はこちらより遠方の地ばかり。

かつて訪問した風景が信じられないような絵図に変貌していました。各方面からお気遣いの問い合わせありがとうございました。おかげさまで当地に限っては無事でありましたが何とも不思議な台風でした。北関東の竜巻も恐ろしいことです。

いつもいつもこういう時に思うことは人間は無力で命は儚い、ただたまたまに生かされているということだけですね。なもあみだぶ。

 

 敬老の日あけの17日は相良仏教会恒例の老人ホーム「相寿園」慰問法要でした。スッキリ爽やかとはこの事を言うのでしょうね気持ちのいい朝でした。

 毎年1回しかお邪魔しませんが「オレも門徒だ」と毎回声を掛けてくれるおじいさんとニッコリ会釈して少し安心、元気そうでした。

 法要終了後は幹事寺院の龍音寺さん(法話あり)以外のお揃いの各御寺院様はそわそわ。

異口同音に「寺に帰って掃除」でしたね。

私も境内、本堂前だけですがざっと半日かかりました。

こういう掃除はテキトーに「ちゃっちゃっと」です。

天気予報では次の台風も発生したという情報ですしね。

 

夏の間、もやって隠れていた富士山が姿を現しました。

うっすらですが牧之原台地の茶畑から見たものとお馴染み諏訪原城外郭東岸から見た大井川越しの富士山。

最後の画像が境内のミズナラ、既報ですがこの木の親は富士樹海の樹齢400年と言われる大木です。私は400年という数字はスグ反応します。

 昨年辺りからポツポツとそのドングリを付けるようになりましたが今年はこれまで以上に大量に実が・・・。

今回の台風で「絶対に落ちる」ものと思っていましたが落っこちたものは1つもありませんでした。

 

ミズナラは寒冷地を好む樹木でここいら辺りの平地ではあまり見ない種です。チャレンジしてみたいという方には今年の実をお送りします。メールにて「ミズナラ希望」と記し住所とお名前をお知らせください。送料等不要です。

無くなり次第おしまいにします。