不細工不格好が史実? 名古屋城西南隅櫓前

「美男子」とか「不細工」の判断などというものは現代の我等男どもの女性へのその物差しと同様で、人それぞれ、時代時代によっても違うかと思います。

 しかし当時から噂にしろ伝承にしろ何らかの記述にしろ案外こちらで勝手に思っていたにしろそれまでのイメージが壊れるような有名人の容貌について耳にすることがありますね。

先日のブログの山県昌景、また源義経そして石田三成等ヒーローたちの反対イメージは結構ありますね。

三成などは最近では陥落しているようですが、歴女の最高評価を得ていた人ですね。

もっとも彼女たちのイメージはゲーム系の作られたイメージ(ビジュアル)から来ていることは言うまでもありませんが。

親友の大谷吉継は三成に「横柄で傲慢 人望が無い」という性格上の欠点について諫めていますし史料によっては「出っ歯で身長156cm」というものもあったりします。

 

大坂の陣での大活躍と後世、江戸期になってヒーローとして名をあげている真田信繁(幸村)に関しても大坂冬の陣に招聘される蟄居中の九度山での生活について自ら「歯が抜けてボロボロ、ますます老いぼれて・・・」の様な手紙を記しています。

 

まぁ後世になって色々と皆さんの想像世界に彼らを飾りたてて演出するというのも歴史の一つの面白さかも知れません。

 

画像は現在改修中の名古屋城「西南隅櫓」前のイベントですね。

噂では知っていましたが初めて拝見させていただきました。

あの「名古屋おもてなし武将隊」の当日担当武将殿のどなたかの「握手と撮影」の会に行列する人々です。

私にとっては「えっ?」ですが、名古屋人の企画、ある意味凄いですね。

それに応えて盛り上げる人たちが多くあるというのも驚きです。

はい、やっかみでは無くです。

 あと名古屋には別バージョンですが「美クトリーズ」という名のセレブ勝ち組ユニットがありますね

バカバカしいながらもそれで大いに盛り上げるというのですから尾張人のバイタリティ、恐るべしです。

ここはかぶりものではなく、「実物」勝負。相良も果たして何か一発やらかしますか・・・?。