本山「春の法要」   筍泥棒との遭遇

今年の本山春の法要(4月2日火曜日~4月4日木曜日) は教如上人の四百回忌法要が同時開催されて、こちらの参拝を言いぐさに数日は再び関西方面に出没、潜航しようと1年も前から狙っていたワケだったのですが、突発的法務が2件入り、その「野望」はお流れとなりました。

前もって期日を決めたり、予約するというとはまずできないことをあらためて知らされましたね。

事前のスケジュールは勿論、天気と相談しながら、行けると思った時に「ふっ」と出奔するように出立するのがコツなのですが、ジンクスというか出かけたり、出かけようとすると呼び出しが入るものです。

この仕事をしている限り、人様と同様の年末年始のハワイリゾートやお盆の海外旅行などは絶対にあり得ないことです。

 

狙い目はGWでしょうか。

当地の特殊要因ですがその頃はお茶の刈り入れ時となって茶農家は超繁忙期。

法事を入れて人を呼ぶという状況に無いというのが一般的なのです。時としてまったくお茶の刈り入れと関係の無い家庭の法要も入りますが、この週間の法事は極めて少ないですね。本年も今の所、一件も入っていません。

 

しかしながらその時期はどこへ行っても混みまくってウンザリ、疲労度倍増ですので、やはりのんびり行くことができるのなら、人様が仕事をしている平日が一番いいですね。

人けの無い山や墓所が私の好みの場所であることは間違いないのですが陽気が良くなってこの時期山歩きをすればハイキングの人たちとよくすれ違います。

 

 今年の当静岡の筍の生育は良く無いとのことで、あまり出回っていないという噂を聞きますが、ある山を歩いていた時、おそらくその皮を現場にて処理したであろう筍の詰まったビニール袋を一杯にして、バツの悪そうな顔をした年配の夫婦とすれ違いました。筍泥棒というヤツですね。筍といえども警察を呼ばれて謝罪させられた当相良の人の笑い話を思い出しました。

 ズルい話で申し訳ありませんが毎年必ず筍の御裾分けが回ってくる当家では、それを購入したことはありません。

今朝、本年第1号を頂戴いたしました。

 

画像は当山の「八重の桜」と既に初夏の色合い、躑躅。

といいながらもここ数日、お茶の新芽にダメージを与える遅霜に注意ですね。まだ朝は相当冷える静岡です。

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (木曜日, 11 4月 2013 08:43)

    筍を採ってはいけないのでしょうか?
    山芋もしかり。
    じゃあ 蛤、ワカメは????
    自我が強い、強欲・
    筍を放置すれば大きくなって竹林になり
    畑へ浸食します。
    山芋もどうせ放っておくだけなのに
    掘られると怒る。
    人間の欲なんでしょうかね。
    蛤も漁協の人たちが育てたわけでもないのに
    漁業権とやらをかざして「採るな」という。
    鮎も養殖して放流するなら漁業権もわかるけど
    天然の鮎も同じように対象にする。
    「採りすぎ」はいけないけど
    何か納得いかない。

  • #2

    今井一光 (木曜日, 11 4月 2013 09:30)

    ありがとうございます。
    昨今は権利の主張に関してはシビアです。
    他人の所有権を侵せば当然に法的手段に訴えられてしまいます。
    また、所有者が言っていましたが、山に入った人が何か掘れば穴も埋めず、竹を採取すればその場で「加工」、不要なゴミは放置~筍もしかり~、家庭ごみを投げ捨て、荒らし放題だと嘆いていました。
    「持っている人」も悩みは多いようですよ。