近くはないけれど 三河別院まで

岡崎教務所のある三河別院へは年に数回はお参りさせていただきますが、3月8日は此の地の報恩講。

12時30分からの「結願日中 登高座」の様子を拝見させていただきました。御本尊その他の荘厳と、作法、法要勤修の流れ等です。特に声明には圧倒されましたね。

 

 別院来訪の理由はもう一つありました。報恩講の期間中、同時開催されていた「教如上人展」を拝観することもその目的でした。

三河門徒は石山合戦以来、教如上人を支持し、当流を盛り上げていったという歴史があり、今に至って東本願寺の「金城湯池」とまで称されています。

本年4月に本山で執り行われる「教如上人四百回忌法要」に先立って三河地区の教如上人にまつわる品々が展示されていました。

 

教如上人の御軸は御真影遷座三百年を記念して、在家門徒用に教如上人真影が授与されました。

本山から正式に一般門徒に対して授与した最初の影像とのこと。

最後の画像が岡崎市慈光寺様蔵の教如上人使用と伝わる「念珠・五条袈裟・中啓」。

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (土曜日, 09 3月 2013 08:36)

    よそのお寺に行くときは「正装」でいくのですか?
    それとも普通に服装?
    まさか ツナギでは?
    車の運転は普通の服装で行って
    着いてから着替えるとか。

  • #2

    今井一光 (土曜日, 09 3月 2013 20:58)

    ありがとうございます。
    服装はそれぞれ違います。
    昨日は「出仕」ではなく、一般御門徒様と同席ですので
    普段着での参加です。
    法事等、他の寺院の御内陣に入る場合などは他者が見ても
    坊さんらしい着衣にしています。
    遠方での法事は普段着にスニーカーで目的地近くまで行き、
    適当な場所を選んで簡衣輪袈裟(道中着)に着替え、また現着してから五条袈裟等に着替えることになります。

    ツナギは私にとってお坊さんがよく着ている「作務衣」と同等の「着物」ですね。動き重視に考えればコレ以外考えられません。