相良の新消防署 運営開始間近

旧榛原町との合併以来、旧御前崎町との合併を見越して「須々木」と「比木」の間の山の中に建てられた消防署をどうするかでもめていたようですが、結局その山の中の消防署を廃して、別々に分割して建てられることになっていました。(牧之原市防災課)

 

 建設場所も決まって春以降着工されてから時折工事の状況は目にしていましたが、昨日「鬼女新田」方向に上がる際、目をやれば殆ど完成の図を確認できました。

濃い青に赤い119の文字が光っていました。

 

まぁ以前よりは大分街中寄りで、比較的人口が多い場所に近いので、イザという時の活動はスムーズになりましょう。

これまでで当山に一番近い位置になりました。

場所は大沢インター近くで消防等行動範囲も機敏に対応できそうですがバイパスの脇ですので「下り」方面と消防入路を合体する工事もあるのかと思いきや、今のところはそのような工事には着手していないようです。

その時はインターまで回ってからバイパスに入り、「地頭方」方面に向かうというのでしょうか。

 

 もともと私の知っていた消防署と言えば、今の国道150号線「須々木」の交差点でした。そして気が付いたらバイパス須々木インターチェンジの先に移動していたわけで、私の知っている限りで3代目。

消防署の建物があっちこっち変わるのも不可思議な事で、建物をそのたびごとに土地を確保して造成し建て直すということに当然につながり、やはりおカネばかりかかって勿体無く感じます。

 

防災面、津波対策ということなのでしょうが、この大沢のそれも南側に旧の「たかばし」へ向かう道のある山を控えた場所が選定されたのでしょうか。

他の候補地は噂によれば①菅山インター近く、②牧之原(台地の原)とあったそうです。

 

画像の通り、昔から目には入ってまったく違和感なく何気なく見過ごしている大きなタンクが山頂に鎮座しています。

おそらく水なのでしょうがその中に何が入っているのか考えたことも無いくらいのいつもの風景です。

 

 このタンク、水が入っていて地震でぶっ壊れたとしたらこの消防署は流されてしまうのではないか心配になります。

まさか大丈夫ですよね。

そしてあの火の見櫓風の塔では相良のごく一部しか見えなそう。

 

 また課題山積の牧之原市にあって、ぼちぼち手掛けなくてはならないのは火葬場の統合ですね。

1つの自治体に2つも要りませんしね。

産廃処理場も2つあるのですよ。

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (金曜日, 28 12月 2012 14:20)

    立派な建物ができました。
    一安心ですが建物で安心するよりも
    中身の問題ですね。
    いずれは静岡県中部地区に併合するだろうし、
    榛原吉田消防署とのこともあるし。
    でも先の先の心配はしないようにしています。
    眠れなくなるから。
    とりあえずは 地震の揺れでわが身を守ること。
    次は周りを考えますが、揺れで死んでいたら
    後のことは知りません。関係ありません。

    政治家は大変ですね。
    次々に考えて行かなくてはならない。
    いろいろな意見を聞いて調整しないといけない。
    やだ やだ 政治家には絶対ならない。
    なれないからいいけどね。

  • #2

    今井一光 (金曜日, 28 12月 2012 19:05)

    ありがとうございます。
    昔から「地震・雷・火事・親父」と言っていましたね。
    最近は津波と原発の恐怖も加わりましたが、火事は
    あまりにも身近すぎます。

    「親父」は暴走しだしてある意味怖いですが・・・

    ローソク・炭・線香と旧態、昔のままの発火要素と
    常時付き合わなくてはなりませんので、お寺としては
    少しでも機動的な消防のシステムを享受できること
    安心に繋がります。