その(死ぬ)時はイキナリ・・・

先日のドタバタ劇のおさらいです。

母のその後のフォローと診断は携帯用の心電図(画像③)での24H

継続的な検査を見てからということでしたが、この検査の結果、

心臓にも「異常なし」。

卒倒当日のMRIで脳にも異常が見当たらず逆に褒められたというオチがあったことは先日お知らせした通りです。

よって医師からの診断は「わからない」でした。

 

救急搬送されて意識が無い人を一様に「失神」というそうです。

医師は患者が意識を失ったその原因も診断しなくてはなりませんがまず、大抵はその倒れた時に頭を打って、より重篤な症状になるそうです。

母は随伴者の証言と外見からも頭は打っていないということでその心配は無いのですが、倒れる時に悲鳴らしき声をあげたそうです。

 

 脳卒中、脳出血、心筋梗塞等での昏倒は「声など一言も出ない」というのが常識だそうです。

それらが起因する症状だったら即、意識を失うということですね。場合によってはそのまま臨終になる場合もよくあることです。

 

後のこともさっぱり関わらず「ハイさようなら」のその時は誰にでも起こりうることですが、私など車を運転中などにその症状に陥ったらどうしようとおそれおののいています。

先日もお孫さんを風呂に入れている最中に脳出血で湯の中で意識を失いお孫さんを水死させてしまったという痛ましい事故もありました。

父も2006年に風呂場で倒れましたが、母の話を聞くとそれも相当恥ずかしいですね。裸のまま救急搬送ですから。

欲をいいますがそこも勘弁してもらいたい場であることは確かです。

冬のこの寒い時期は、トイレと風呂での上記事案が多いのですね。

 

 運転中ならせめてブレーキをかけて路肩に停める時間をいただきたいものですが「無常」は時として連鎖的に起こりうるものですのでそうなれば人間のコントロールできないところとして諦めなくてはならないのですね。

 

とにかく人間の体を「こうである」などと簡単に診断できるものとも思っていませんし、「何か」であったとしても今更さして動揺することは無いので、医師に「わからない」と言われてもただ私としては笑顔で「ご迷惑をおかけしました」と退散するだけでした。

救急車を「チャーター」した救急搬送の顛末でした。

 

画像①はあのスケートのおねぇさんを凝視するいろは姫。