大谷祖廟

大谷祖廟(おおたにそびょう---場所はここ)は東本願寺、宗祖親鸞聖人ならびに「真宗大谷派御歴代」の墓所でもあります。

東西の分立後1670年頃に開設されて改装を重ね、特に8代将軍吉宗からは約1万坪の寄進を受けています。

 

これに対しお西(西本願寺)の方は大谷本廟(おおたにほんびょう---場所はここ)と非常に紛らわしい呼び名になっております。

説明時には祇園・円山公園側が「お東」、清水側が「お西」と念押ししています。

 

 以前当山ご門徒さんが間違って本廟(お西)に御納骨したものの帰着後、場所を間違ったことに気付いて再度訪れ何とか引き出したあとに納骨しなおしたという事がありました。

どちらも「東山」の隣り合わせの様な場所にありますがこの地は古来から京都の墓所としての地でした。

 

これら廟堂の発展した形が本願寺の元となり蓮如さんのあたりから賛同者・信奉者が「同朋」という形に昇華する過程で爆発的にそのご門徒は増えていき「本願寺」が世間に標榜しました。

今回、分骨バスでツアーを組みましたが集合場所を清水寺下の観光バス用駐車場に設定しましたので昼食を兼ねて皆さんにはそこまで散策いただきました。

 

今回から始めたもので、希望者はそのまま円山公園付近に一時留まったあとに大谷祖廟駐車場から清水の駐車場まで回送してもらいましたが、昼食をとる場所が無かったようで、バス移動の方たちは清水付近で時間の無い中、昼食を取っていました。

歩きの多いツアーで皆さんには苦労を掛けたことでしょう。

八坂の塔(法観寺)を事前に皆さんに紹介しておりましたがこの日は「休館日」。木曽義仲の塚参りにと思いましたが、「寺がお休み」というイメージはまったく無かったもので、不覚をとりました。

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (木曜日, 18 10月 2012 15:46)

    ご苦労様でした。
    大変だったとは思いますが
    これで少しはお寺と檀家が
    近づいたことでしょう。
    無事に帰ればすべてOKです。

  • #2

    今井 (金曜日, 19 10月 2012 12:25)

    ありがとうございます。
    台風が2つ日本列島を北上する中、
    みなさんのご協力によって「うまくいったかな」という
    ツアーでした。
    それらが直撃していても不思議はありませんでしたから・・・
    おかげさまでございました。