このごろの境内と最近の味覚

ここのところいろいろな鳥たちが癒してくれましたが、今ここに営巣しようと残っている番(つがい)は彼らと、そしてまったく見分けがつきませんが同種のヤマバトの番の二組だと思います。

このカップル、午前中は精力的に当家庫裏玄関前の杉と槙柏がくっ付いた木の中断辺りに巣の材料になる枯れ枝を運び込んでいますが、この画像は本堂スロープの手摺の上でお昼の休憩時間を過ごしているところです。あまりに仲が良すぎて少し憎らしいくらい、微笑ましい場面です。

もう一組はおそらく水屋の奥の槙柏に巣を造っていると思いますが彼らの為に木の剪定は当分お休みになりました。

 

梨と冬瓜はいただきものです。

ヤクルトは大きさの比較に置きましたがこの季節に出てくる梨は大きいですね。川崎のK氏から仏前へ。この地方で「川崎」と云えば榛原の事。

ちなみに「横須賀」といえば旧大東町(掛川市)のことですよ。

箱には浜松三方原産とあります。家康大敗の地、三方原は美味しいものを育む場所なのですね。

 

さて冬瓜についてです。

子供の頃、何かの拍子で冬瓜を食した時、大抵は大根と錯覚し、口に入れた後にその食感の違いから吐きだしそうになったことがあったものですが特にこの相良に来てからいただき物として食する機会が増えたことによりその食感にも慣れ、最近ではおいしく食するようになりました。

熱帯性の夏野菜なのに冬瓜(とうがん)という名が付いているのはその保存性が良く冬季にまで食べられるということのようです。

 

冬瓜は炭水化物が体内で脂肪に変わるのを抑える効果が有ってまた、血糖値、血圧を下げるそうです。ナトリウムを体から排出するビタミンC、カリウムがたくさんあって、高血圧、腎臓病、糖尿病に理想的な野菜とのこと。カリウム豊富はとかく塩分摂取過多の私たちにとって、ありがたいところ。

冬瓜を細かく切って炒めたひき肉と塩麹を入れたスープに入れて頂きます。色々レシピがあるようですから皆さんお好きなお料理で。

是非お奨めしたい健康野菜です。