船舶免許更新と水遊び

沖縄の真栄田岬で置き引きされた荷物とともに消えた船舶免許は再交付されたため登録日が昭和62年になっていますが当初の取得はずっと前だったと思います。

再交付日からその時も梅雨明け(平年、夏至近辺)直後への沖縄行脚を物語っています。

「沖縄は梅雨明け直後が一番いい」という持論からですがこのポイントだけは自然相手ではあってもこれまで外したことはありません。

しかし、船舶免許を持っていてこの5年間(5年ごとに更新)小型船舶に乗船することはあっても自ら操船することはありませんでしたので、まったく無用のカードに成り下がっています。よって今回の1万円弱の更新料と1時間の更新講習は少しばかり悩ましいところでした。

 

さて、海にて何かしらのお遊びをする予定があり、それを挙行するに私には~次男にも常々言い聞かせていますが~「お約束」があります。

これは「臆病たれ」という家康の姿勢を踏襲するものですが、無理に海に出ないということです。特に太平洋上に低気圧(台風含む)や前線がある場合「絶対に海に入らない」という鉄則があります。

先日の次男の部活三連休に浜名湖へスキーに行くことになっていましたが台風は朝鮮海域に外れたものの南よりの風が入って湖面にはさざ波が立っていました。本当は朝一だと凪が多いのですが東京の布施家本家の葬儀が前日にあって翌日のその日も午前中は色々と雑事が残りました。しかしその日を逃すと次男と当分休みがあうということはありませんでしたので相良でも南風が吹き出して不安はあったものの浜名湖まで行ってみることにしたのです。

 

やはり懸念は的中し、湖面は流れていましたので即中止の判断。

これは危険等の問題ではなくその日のお遊びは水上スキーですので波が少しでもあれば「つまらない」し「無用に疲れる」からではありますが・・・。

何しろ水遊びのリーダーは準備が無駄になろうが予定が変わろうが

「ダメな時はダメ」と平然と「中止命令」を出せなくてはなりませんね。

勿論気象海象の予知と変化に敏感になることは必然です。

そういえばここ数十年、いわゆる「海水浴」ということをしたことがありません。

何かしらのグッズ、ダイビング、シュノーケル、ヨット等を携行するお遊びが主ですから基本的に、極端ですが「金槌」であっても問題無いのです。

ヨット、ディンギー、スキー、ウェイクボードはライフジャケットを装着していますし、ダイビング系は呼吸の仕方、息継ぎ、シュノーケルクリアとあと「慣れ」だけですから。

 

しかし海水浴で命に関わる事故が多すぎますね。今年もたくさんの方が・・・

離岸流や好天で波が無い静かな海であっても突然突発的な高い波が来ることがあるという事を知らないといった不幸な例もありますが、酒を飲んで入ったり、過信から荒れた海に飛び込んだり、子供から目を離したり、何でそんなに海に対して雄壮になれるのでしょうか不思議になります。

自然に対しては「臆病」なくらいがちょうどイイのですよ。

幸いに「舐めたらやられる」ことを存分に知っていますので。

 

画像は当日行った東急浜名湖のハーバーと湖面の様子。

あの程度でも案外流れがありましたのでスラロームスキーに適しません。

3枚目は8月晦日夕刻の相良海水浴場にかかる月。

海でもこの時間帯は凪になることが多く絶好のコンディションなのですが

悲しいかな船がありません。

 

海水浴客は3.11のあった昨年よりは増えたそうですが、お盆のかきいれどきに天気が荒れたため例年よりは全然ダメの様。いい海なのですがね。