8月の盂蘭盆会 宣伝

例年当山では7月の盂蘭盆会に続き

8月中旬、終戦記念日前に「正信偈

の会」として皆様方にご参集を呼びかけています。

相良地区のお盆は7月と8月に分かれていることもありますが、窓口として少しでも開けているに越したことは無いということと、終戦記念日の近くですので「あの戦争を忘れない」という我らの反省の意味も含まれています。

例年お盆休みバケーションの真っ

最中で2回目(厳密に言えば7月には

「日没の会」がありますので3回目)とあって参列者は少なめです。よって婦人部の総会と同時開催としていました。

 さて、今年は8月15日(水曜日)の開催になります。

今年の8月の法要が例年と違うのは講師の先生をお呼びしていることですね。

 

8月の法要

          8月15日水曜日 大澤寺本堂にて

 

正信偈の会 14時00分 開式

講演    14時20分頃より

 講師     鮫島庸一 先生

 演題    「平均寿命と健康寿命」

 

          ※婦人部総会は13時30分より

 

講師紹介 鮫島庸一~さめしまよういち~先生

     鹿児島県知覧町(現南九州市)出身 62歳

     医学博士掛川市立総合病院医監 

     掛川市緑茶予防医学健康科学研究所所長

     日本内科学会認定医、指導医、日本消化器病学会指導医

研究分野 消化器癌の診断と治療

     肝疾患の診断と治療、特にウイルス性肝炎

     自己免疫性肝疾患

     緑茶を応用した医療(ウイルス性肝炎・脂肪肝メタボリック

     シンドロームの治療・栄養疫学)

医療貢献 *原発性胆汁性肝硬変におけるベザフィブラートの有用性の発見

     *C型慢性肝炎のインターフェロン治療における緑茶併用療法の

      有用性の発見

     *農水省委託事業「緑茶の持つ生活習慣病改善効果の検証と

      効果的な摂取を可能にする新食品の開発

      ~通称:掛川スタディ~」の開始

     *維持透析中のC型慢性肝炎患者に対する血液浄化を併用した

      ペグインターフェロン/リバビリン療法の導入

 

「平均寿命と健康寿命」というタイトルは先生の御提案です。

阿弥陀様の別名が「無量寿」。

よって「ハイそれでお願いします」と即答でした。

みなさま方の長寿を願って是非に多くの方のご参集をお待ちしています。尚、聴講無料です。檀家さん以外の方も是非どうぞ。

 

画像はこの頃の須々木海岸の風物詩。

バケツの中は孵化したてのアカウミガメです。孵化が夜明け近くになるとカラスやカモメの標的、ほとんど踊り食いのターゲットになりますのでつい手を貸してあげたくなってしまいます。トチ狂って炎天下に出てきて全滅するグループもあるとのこと。何しろ激減しているウミガメですので大切にしたいものです。

 今の70歳くらいの方。半世紀以上前の話ですが海水浴場あたりにもちょくちょく母ガメは上がってきて産卵風景は目にしていたそうです。海に帰るカメの上に跨ったり産んだばかりの卵を掘り出してピンポンの様に投げたなどとの無茶話を聞きます。

そんな風景、今では見られなくなりましたが夜間の須々木海岸ではひっそりとこういった生命の営みが繰り広げられているのです。海岸沿いの松林沿いの道に車を停めたいところですがバーベキューやキャンプのゴミを産卵場に置いていく関西方面ナンバーのサーファーと同類にされるのがシャクであることと車上狙いの恐れがありますので夜間は「電車道」に駐車するのがいいかも。少し歩けば車に砂を持ち戻らなくてすみます。どちらにしろ真っ暗で懐中電灯でうろつけば「怪しさ満点」であることは違いありませんが・・・・

(以前から相良松林沿いの道路周辺で犯罪に巻き込まれることが多々ありますのでご注意ください また、この時期怪しくて通報されそうなのが「蛍狩り」 今年は私の知っているあのポイントにはあいにく「ほたる」は出ませんでした)。

150号線を渡るのも怖いですね。

夜間満月が南海上にある時、孵化の確率は高いです。根気強く夜の海岸に通うことでいつかは遭遇できるでしょう。

 

7月11日は御前崎小学校の元教師、ご門徒さまの河原﨑芳郎先生の命日です。(1990.7.11)

通称「カメ先生」。

今のこの地区の保護活動の広がりは先生の尽力の結果です。

ウミガメの保護に人生を掛けた方でした。