岡崎教務所研修会

再び三州岡崎へ。三河別院の隣の教務所にて講習会。ポカポカ陽気でまさにドライブ日和でした。少し早めに到着しましたので教務所を通り過ぎて伝馬通の「和泉屋」さんへ。

店の奥でおでんのじゃがいもとたまご、そしてみたらし団子とおはぎがお昼ご飯。

390円也。贅沢なひと時をすごして教務所へ。

三年間の「査察」という31組のお役を昨年仰せ付かっての出席です。「査察」とは仰々しい言葉でまさに「カラマーゾフ・・・」の「大審問官」を連想させます。事実一連の非違行為の申告から判定確定までを審問条例と呼んでいます。講習会は大谷派審問院発行の「査察委員の手引き」を元に進められました。

何で自分のような小僧が(各組出席者は年配の方が圧倒的)・・・と思量すればやはり私にこの役を就かせることによって自ずから戒め改めて修していければという皆様方の期待と温情であったのでしょうか。

 

さてどなたを査察して審問するかといえば組内のお寺の住職のみならず教務所内のお寺の住職の非違行為(違法行為)です。宗旨は当然、僧侶として社会的規範から逸脱しているものを制することを旨として、本山護持を目するという意でしょう。しかしご門徒さんはこのような制度があることなど知る由も無く、坊さんが不良・不善であると判断すれば直接教務所や本山に連絡を入れて来るそうです。積極的に関与していくことは言うまでもありませんが我我の活動が暇であればそれに越したことは無いということでしょう。