今度の本山東本願寺(真宗本廟)は私の時間・空間

早朝の激しい雨については前日の関西地区での予報でわかっていました。京都ではそのニュースに敬意を表して急きょその前日夕刻にショッピングセンターに飛び込み傘を2本調達していました。

傘などのお世話になることは1年を通じてそうはないことですが

(少々濡れることは無視)歩きの場所がありましのでその出費を決断しました。

そしてあの格安ビニール傘を広げる気にはなれませんのでごく一般的な雨傘を所望しましたが、二人で5000円弱のお値段。

想定外のこととはいえ・・・

 

京都を15時前に出立しましたが、それでいてその間は雨はありませんでした。背後から雨域が迫っている感はありました。

朝方奈良の宿を出る際には小雨がパラついていましたがその新品の傘の出番は遂になし。

 

奥方は「まぁ記念ということで・・・」ということで1本は車に置き傘しておこうと双方納得した次第。

私の独り行脚でしたら傘などの世話になろうなどいう気は100%起こり得ませんので、勿体ないと思いつつ雨が降らなかっただけでも良かったと続けて納得。

天気予報も案外あてにならない。

 

最近は「嘘」の上塗り破廉恥の件、目立ちます。

あの通訳氏に東京都知事殿の件、続けざまに表沙汰になっているようですが、後者もまた激しく不快感を抱かせます。政治屋の性分とはいえ・・・

双方とも最終学歴の嘘(学歴詐称)について指摘されていますが、都知事殿もどうやらそれ単体で告発されるようですね。

インチキ学歴をもって自らの栄誉の足したいという気持ちについてだいたいわかるような気がしますが、その大学卒業の件、嘘であろうが真実であろうが私どもにとってはどうでもいいこと。

問題はそういった虚偽をデカイ面でもって主張し、のうのうと上昇志向を描くところ。いい加減、くさくさしてきます。

 

扨、昨日はオーバーツーリズム、過去最高のニュースがありました。

私は過度なツアー客人気の場所は敬遠したいという趣向がありますが、もとより「観光」とは縁遠い本山東本願寺参拝となればツーリストなどそうはいないはず・・・と思っていました。

いつもの如く参拝接待所からホールの展示物を観ながらのんびりと両堂のお参りをしようと歩き出しました。

ご門徒さんを引き連れての堂内での時間は制約されてしまいますからこういう時は入念です。

そこで驚かされたのは、洋の東西を問わず色々な言語が飛び交っていたこと。

当方気が小さいものですから遠慮して歩くほどでした。

 

ツアーガイドの姿があるワケでもなく、何故にこちらに・・・と考えさせられますが、やはり京都駅近くで拝観料要らず、お気楽に日本の趣を味わえる場所などでしょう。

あの二つの建物の威容を目の当たりにすればひょいっ、という具合に境内に入っても不思議はありません。

まぁガイド書籍などが流通していることでしょう。

もっと驚かされたのが堂内静粛の中、正座して合掌する彼らの姿を見かけた事。

ガイド書にはそういったことまで記されているのでしょうね。

 

昨日は阿弥陀堂で蓮如上人御影御下向式が執り行われたそう。

14時すぎに真宗本廟―東本願寺を出発(吉崎御坊へ)したそうですが、1日ずれればそのイベントに遭遇したということで・・・

④はあまりこちらを潜ることが少ない阿弥陀堂門。

京都駅からはこちらが近い。

①は参拝接待所から見た御影堂。まだ西方は明るめの雲。